語学学習を “勉強” から “習慣” に変える、効果的な 10 の方法

November 10, 2023

1. 小さく、達成可能な目標を立てる ?

「フランス語を話したい」というのは、とても大きな目標です。ほとんどの言語において流暢に会話ができるようになるためには、フルタイムで勉強しても何百時間も費やさなければなりません。その目標を達成するために、小さく達成可能な目標を設定します。「来週のこの時間までに、busuu で 3 ユニット終わらせる」という目標は、達成可能ですし、モチベーションも上がります。毎週末に翌週に向けた小さな目標を立て、うまくいくか試してみましょう。ヒント : 必ず、SMART (Specific / 具体的、Measurable / 進捗を測れる、Achievable / 達成可能、Realistic / 現実的、Timely / 時宜にかなっている) に沿った目標を立てましょう 。

2. 自分ならできると言い聞かせる ?

自分に「自分ならこの言語ができるようになる」と言い聞かせている学習者は、実際にできるようになる傾向にあります。にわかには信じられないって? このコンセプトは、教育学の世界で「自己効力感」と呼ばれています。一般的に、自分なら何かをしっかりと学べると信じている人は、目標を達成しやすい傾向にあるのです。単純に「よし、自分ならできる!」と自分に繰り返し言い聞かせ、うまくできなかったことで自分を責めるのではなく、小さくてもできたことに目を向けて訓練することでこのポジティブ思考を持てるようになります。

3. これまでに自分に合っていた戦略を使う ?

busuu で語学学習を行った方にアンケートを実施したところ、学習目標がブレないようにするために、人によって様々な方法で挑んだと回答がありました。一人にはうまくいった戦略でも、全員にうまくいくとは限りません。過去にきちんと学ぶことができた教科やスキルを思い出してください。勉強する時間を決めましたか、あるいは一緒に勉強する友達を見つけましたか?以前うまくいった方法は、今回もうまくいく可能性が高いのです。

4. たまに大量に学習するよりも、少なくても継続的な学習が効果的  ?

何百万人もの busuu の学習者のデータを解析した結果が出ました。より少ない頻度で一度に長時間「一気に」勉強した場合と比べて、短時間のセッションで頻繁に学習した方が 2.5 倍多くセッションを学習していました。学習セッションの予定をできるだけ多くカレンダーに書き込み、早速実践してみましょう。

5. 大きな飛躍ではなく、一歩ずつ上達を目指す ?‍♀️

言語学習は短距離走ではなく、マラソンに似ています。学習を始めた時点で、成功への道を走り出していることを忘れないでください。特にフルタイムで働いている方や忙しい方は、上級レベルに到達するまでに 1 年以上かかるかもしれません。もちろん時間をかければかけるほど、より話せるようになりますが、週 1 時間しか時間がとれなくても、安定的に上達し 1 ヶ月以内に短い会話ができるようになります。

6. 練習内容を定着させる小さな儀式を行う ⏲️

例えば、あなたは午前 11:00 頃に勉強すると一番頭に入るとします。であれば、その頃にちょっとした儀式を行いましょう。コーヒーを一杯入れて、メールを閉じ、10 ~ 20 分程度勉強に集中しましょう。短時間で楽しく儀式的に勉強することで、集中できない日でも練習するきっかけとなります。

7. 学習中の言語を自分が話している場面を想像する ?

次にマドリッドに旅行に行った時に自分が流暢なスペイン語を話しているところを想像することは、時間の無駄ではありません。長い道のりでモチベーションが下がってきても、自分が成功している場面を想像することで続けるモチベーションになります。言語学習の日課に、想像する時間も少し組み込んでみてください!

8: お手本になる人を見つける ?

同じ言語を学習中の人を検索し、彼らの進捗をフォローして刺激をもらいましょう。busuu で会話エクササイズを提出する際に、言語パートナーを探し、インスタグラムや Medium などのプラットフォームで言語学習について投稿している人をフォローしましょう。

9. 楽しいことをもっとたくさんやる ?

文法の勉強は好きだけど、ライティングは嫌いかもしれません。ご両親があなたの大好きな料理の中に嫌いな野菜をこっそり隠していたように、必ずバランスよく言語学習を行い、楽しみながら学習できる内容に最も多くの時間を費やしつつ、好きでない内容にもある程度または短時間でも時間を費やします。しばらくすると、全て楽しくなってくるかもしれません!

10. 定期的に休憩する ⏰

直感的には疑問に思うかもしれませんが、ジムできつい運動後に回復するため体の「休養日」が必要なのと同様に、脳も言語学習からの休憩が必要です。多くの学習者が、長期的にみると勉強から短時間休憩を取ることは効果的と報告しており、生産性の研究をしている学者も同意しています。

 

カーステンは busuu で教育分野を統括しており、英語、ノルウェー語、北京語を操り、現在スペイン語を勉強中です。

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